商品の発注と仕入れは
会社の信用を支える仕事です
私は営業部で営業事務を10年ほど経験し、現在は購買部で、フレキシブル管の継手と工具関連商品の発注と仕入れを担当しています。
新和産業ではお客様からのご注文に迅速に応えられるように倉庫で在庫を管理し、お客様が工事を行う現場に商品をお届けできることが強みです。ですから、お客様からご注文いただいたときに在庫がないという状況にならないように、購買部では数カ月も先の在庫数を予測して、商品をメーカー様や仕入先様に発注を行っています。それは商品の種類や状況によって毎週の場合もあれば、毎月の場合もあります。
仕入れは、発注した商品が本社や倉庫に届いたら、現物と伝票が合っているか確認して事務処理を行います。仕入れ時に間違って在庫を計上してしまうと、出荷する時に商品が足りなかったり、逆に数が多いことが発覚してしまいます。お客様に迷惑が掛からないように、仕入れ時にしっかりチェックすることは、重要な業務です。
前年の注文データをもとに発注の年間計画を立てるのですが、発注の難しいところは、担当する商品の規格や入数別に1つずつ予測しながら数を増やしたり、減らしたり調整していくところです。
フレキシブル管の継手の単価は数百円~数万円と幅広く、新築や増改築、戸建て、集合住宅のあらゆる配管に採用されている商品のため、大量にご注文いただくケースが多いので発注額が数千万円になることも。購買部に配属されてまだ1年も経っていないので、高額になる発注の際はドキドキしてしまいます。
今も不安な時やわからない時は上司や先輩に相談しますが「予測は正解があるようでないもの。失敗することを恐れず自分でいろいろと試してみて」とアドバイスいただき、自分なりに試行錯誤しながら経験を重ねているところです。少しずつですが手応えを感じているので、自信を持って予測を立てられるように頑張りたいです。